完成物件紹介

聖アンデレ教会 2004年第一期構造補強工事

和田建築設計工房 和田様の構造補強計画で基礎工事、補強工事をボランティア作業にて参加させていただくご縁を得てレンガ建物を改修する機会をいただきました。

八木様邸改修工事 2005年 構造及びバリアフリー工事

築60年の建屋を内装解体しシロアリ予防措置行い、構造補強工事を施工。内装は、今後の事を考えバリアフリーと
した広い空間を確保できました。


セルフビルトの実験小屋 2007年 築造。

農作業用の水を雨水を利用したタンクで供給。実験棟として簡易な時計型薪ストーブも設置し、床暖房などを試みる。2017年 移譲。   


久保様邸新築工事 2008年 瀬戸内海に臨む絶景の敷地

長浜の黒田から見下ろす瀬戸内海は絶景。道路からひな壇で上がった敷地に平屋建ての家の目の前に広がる穏やかな海に自然と心が癒されます。間取りについても打合わせを重ねたうえで屋根裏収納などや押入上の換気窓など工夫をこらし満足いただけるものとなったとおもいます。

途中の坂から一枚

明るく瀬戸内が一望できるLDK

完成時 道路からのファサード

自邸兼事務所新築工事 2009年 自然素材で自邸を造りました

基本プランを練ること17パターン、約一年かけて外観、間取り、仕上げ、設備を考え具体化しました。各職については実際その方とお会いし考え方の摺合せをさせていただきました。各職それぞれ個別に発注しました。工期は、約10か月。各職の協力により無事完成しました。

完成時

建て方

土壁施工

オリジナルキッチン

渡りあごで組んだ組天井

実家改修工事  2011年 商売(こんにゃく製造)をしていた頃の作業場を減築改修しました(施工 松岡建築)

減築下部分を軽自動車がとめれるようにしました。なお、外部からの目線をさえぎるために格子にて開口部分を覆いました。それが一つのデザインになるように考えました。

 

加藤様邸耐震補強工事 2011年 現地調査に基づき壁の耐震補強工事をしました(施工 ㈱門田組)

現状の仕上げの雰囲気が変わらないように自然素材の木材を使い、目立たないところで補強、復元しました。

在来軸組構法の加藤様邸

壁下地を構造用合板にて補強

本棚の後方壁については、杉板にて仕上げ

 

コーポK改修工事  2012年 共同住宅をオーナー専用住宅部分としてリフォーム(施工 ㈱門田組)

できるだけ体にやさしい自然素材で内装を提案させていただきました。また、バリアフリーを念頭に直接肌に触れる箇所はできるだけ木の無垢材を使用するようにしました。また、外部サッシの結露防止の一助として調質効果のある珪藻土を壁に塗りました。

完成時外観

廊下部分は、腰板を杉材とし壁は調質効果のある珪藻土を塗りました。

ベランダについては部屋からバリアフリーで使えるように杉の無垢材を張りました。

聖アンデレ教会 2013年第二期工事。(松山市南持田町 施工 ㈱門田組)

第一期工事から9年。屋根および雨漏れのする壁面改修工事を行いました。

屋根養生を施し、内部の痛んだ木材を交換。

一部の隙もないよう慎重に計測しながら取り換えを進めてゆく

屋根の水受けとなる内樋を屋根材の下に潜り込ませるよう慎重につなぐ。

屋根を赤色から緑色に塗り替えややシックになって完成。

下村邸改修工事 2015年2月完成 (施工 ㈱門田組)

計画準備期間 2014年3月~9月。工事期間 2014年10月~2015年2月。築45年の物件を今後のライフ生活を見据えて内外ともにリフォームしました。階段室の位置を変えお施主さんがお持ちの蔵書を整理する本棚を作り付けと可動式家具にて確保しました。構造的にも、壁の補強および床の剛性を高めて修繕しました。外部については、西側道路からおよび東側伊予鉄郊外線からの視線をさえぎるよう格子および斜め配置の板壁を設置しました。改修後もお施主さんのアイディアと植栽で少しずつ変化しているのが今後も楽しみです。

○○○○○○○○イメージ


あんき参号館 2015年6月完成 (松山市西垣生町 施工 井関建設) 

介護関係施設の経営をされているお施主様の肝入で 介護もできる賃貸住宅としてA棟、B棟として隣接して2棟させていただきました。南側に隣接する建物との距感を確保するため、やさしい北側採光としました。ドアを一枚も設けずすべて引き戸にしたことでいつでも気配が感じられます。

○○○○○○○○イメージ

○○○○○○○○イメージ

お年寄りにやさしい北側採光用高窓

○○○○○○○○イメージ

すべて引き戸にすることで必要開口の調整やデッドスペースをなくし全室換気を可能とした。

丸英製紙新築工事 2016年1月完成 (高知県吾川郡いの町 施工 (有)森下鉄工所)

昔から紙の製造で有名な高知県いの町に建築しました。完成時には地区の方全員に周知の上、餅まきをされた記憶がわすれられません。地元と密着した仕事を続けられるお施主さんの人柄を感じます。

 

○○○○○○○○イメージ

1階仕上がり空間

○○○○○○○○イメージ

完成時

束本町アトリエ 2016年4月完成 (松山市束本町 施工 (有)山榮工務店)

街中で建築許可を得るために初めて燃えしろ設計を採用したティンバーログハウスです。ティンバーハウスの前につくられたフロントデッキが尋ねてこられるひととの橋渡しや御主人の趣味の木工作業の場になったり、農作業の合間に休憩されるであろうご夫婦の語らいの場に一役買っている姿が思い浮かびます。

○○○○○○○○イメージ

 

○○○○○○○○イメージ

 

愛商作業所新築工事 2018年6月完成(大洲市松尾 自社施工)

ログハウス風、木造の事務所のそばに建てられた鉄骨造平屋建て金網製作工場です。お施主さんの社長は、建物を建てることに愛着と情熱を持っておられる方で、柔軟な発想からいろいろ提案されてきました。教えていただいたことも多く無事建物を完成することができました。ありがとうございました。

○○○○○○○○イメージ

完成時 R56宇和方面にむかって 

○○○○○○○○イメージ

北側換気用開口

○○○○○○○○イメージ

内部クレーン2基設置

橋本様邸耐震補強工事 2018年9月完成(松山市 施工 ㈱世企)

愛媛県木造耐震診断事業の中で、2階部分を今後使うことはないので…との施主さんからのお話しの中で2階部分を減築することにより評価点数がクリアできました。その後、補助金を申請を行い認可後、耐震改修および劣化部分の修繕工事に至りました。

○○○○○○○○イメージ

耐震補強前現況写真

○○○○○○○○イメージ

平屋建てに減築改修により耐震評点をクリアして完成

 

森製紙新築工事 2019年2月完成(高知県高岡郡日高村 施工 (有)森下鉄工所)

高知県はもともと紙の産地で有名です。この工場は特殊紙の製造をしていてパーマネント用マイルドペーパーのシェアーでは、全国の過半数を超える特化した工場です。

 

平井の家(豊田様邸新築工事) 2019年3月完成(松山市平井 施工 (有)山榮工務店)

久万広域森林組合の杉パネル(間伐材利用)をすることで、環境保全に寄与した気持ちいい空間が確保できました。

○○○○○○○○イメージ

 

○○○○○○○○イメージ

 

千龍苑(焼肉店)新築工事 2019年11月完成 (大洲市徳森 施工 宮内建設)

大洲市のR56 ロードサイドにある人気焼き肉店。昨年の水害で解体をやむなくされたあと瀟洒で落ち着いた雰囲気で新しくなりました。おいしい焼肉もさることながら、換気、設備ともに充実した店舗に是非お出かけください。

 

○○○○○○○○イメージ

駐車場側から見た外観。

○○○○○○○○イメージ

堀こたつ形式の使いやすい食卓テーブル

○○○○○○○○イメージ

プライバシイを考慮した半個室型間仕切り

 

東石井土地改良区事務所 2020年 9月竣工 (松山市東石井 施工 日向建築工房(株))

建て替えに伴う設計コンペでご依頼いただきました。お施主さんである土地改良区の理事さんとの打ち合わせを重ねながら耐震強度3を確保したうえで自然素材を生かした空間を創造できたと思います。外壁については、厳選した板材(杉赤身)にプラネットジャパン社の自然塗料(大洲城外壁使用したと同じ工法裏一回、表二回塗)にて施工しています。なお、板材の止め方はメンテナンスを考慮して縦張とし将来劣化してもその場所だけ張り替えられるようにしています。また、東側スロープにおいては庇を大きく張り出し雨の日でもぬれずにアプローチできるよう考慮しました。

 

○○○○○○○○イメージ

 

○○○○○○○○イメージ

 

○○○○○○○○イメージ

 

株式会社 ヴェラジャパン本社社屋および工場新築工事 2021年6月竣工(松山市平田町347-1 施工 (株)世企)

精肉工場の新築物件です。構造的には、鉄骨造一部木造ですが屋根と2階壁については、CLT(Cross Leminated Timber)を使用。国産木材の新しい使用法として杉、カラマツ、桧の挽き板を直交させて高強度の大判パネルとしたもので準耐火構造の認定をうけているもの。内部については、食肉を扱う工場として安全、清潔を保つステンレス製の機械設備や保管出荷のための低温冷蔵庫、超低温冷凍庫 を備える最新の建物として無事竣工しました。

 

○○○○○○○○イメージ○○○○○○○○イメージ

2階CLT壁、大きく張り出したCLT屋根

○○○○○○○○イメージ

衛生的な内部空間(化粧鋼板の天井、壁および天井配線ラック)


長尾様邸増築工事 2021年7月竣工(松山市住吉1丁目 施工 有限会社 塚野建設)

三津の港からほど近い、住吉町に位置する玄関・客間増築工事物件。この地区は、狭い道路(狭隘道路)の両側に昔ながらの風情を残している建物が多い地区です。ただ、規制は多く準防火地域、狭隘道路手続きが必要。隣地側は、土蔵つくりの蔵、外壁杉板下見張りの私設図書館。

 その建物と調和させることとお施主さんの玄関への思いもあり仕上げは、焼杉張りとするため下地は、防火構造となる下地を選定。
 開口部は、すべて防火戸仕様としました。また、道路前を駐車場とすることで建物自体も風通しの良いおおらかな空間演出となりました。

○○○○○○○○イメージ

隣地建物とも調和した、落ち着いたファサード

○○○○○○○○イメージ

防火戸仕様の建具および防火構造に対応した焼杉張り外壁仕上げ

○○○○○○○○イメージ

茶室を彷彿とさせる客間。建具は、吹き寄せ障子、床は桧の無垢板にプラネット社のグロスクリアオイルとホワイトを調合して保護塗装としました

 

聖アンデレ教会  第三期劣化改修補強工事 2022年1月竣工 (松山市南持田町 施工 門田組、マルマストリグ)
 

聖アンデレ教会 2004年第一期構造補強工事、2013年第二期雨漏れ改修工事に続き 今回三回目となる壁、建具および屋根の劣化改修工事をさせていただきました。特に壁のレンガのひび割れは、大きく防水止水工事のスペシャリスト マルマストリグさんからの提案による工法にて進めました。併せて外部アーチ形状建具の上に、板金工事にて銅で小庇をつけ雨漏れ防止としました。なお、1958年に作った当時のままだった建具の一部は腐食がひどかったので一部取り替え、屋根は第二期工事にて赤銅色から緑色としていましたが、信者の皆様からの当時の復活のご要望もあり元の赤銅色のシリコーン塗装にて塗り替えしました。

 

創建当時の、色に塗り替えられた屋根



越智様邸新築工事 2023年2月竣工(松山市 施工 澤田建築社

2021年秋ごろから打合せを含めて一年、その間木材の安定供給ができない事や物の値上がりの中で終始一貫して建物の規模も変えず、建物の構造自体も耐震安全性を重視した考えで進めてきました。仕上げについては、施主様自体も一緒に住まれる若い方の意見を重視されその意向で仕上がりました。工期自体も焦ることなくじっくりと取り組んだので、一つ一つ確認しながら完成できたのは施主さまのおかげと感じています。

 

耐震強度3をクリアする基礎配筋

久万広域森林組合のヒノキ、杉で組んだ構造体

南東側より望む


桃建設資材倉庫新築工事 2023年2月竣工(松前町 自社施工)


太陽光発電を搭載した屋根(できるだけ供給面積)を増やして下部倉庫の使い勝手を考えながら企画された自社倉庫です。

4mの庇を持ち出す方杖構造

開放的な内部空間、壁の明り取りがあるため自然光で充分な明るさを保っている


O様邸改修工事 2024年2月竣工

昨年夏に調査を行い、昨年11月まであれこれと予算にあった企画を施主様と膝詰めで決定。年末での、本格工事開始となりました。

今回の改修目的は、構造補強と今後の生活を見据えた内部の環境整備でした。もともと、鍼灸医院だった建物をある意味生かし趣味と今後の生活を見据えた企画は、施主の本人さん、協力していただいた友人、また、設計の楓デザイン一級建築士事務所さん、施工の世企さん、アストモスガスさんはじめ電気屋さん、設備屋さん、家具屋さん、板金屋さん他・・・多くの方々のご協力によるものと思います。

 

外部から撮影、ガラスの日射遮蔽シート貼り、1階中央部出窓庇の勾配変更により内部への日差しを遮るようにした。それに加えて、1階壁の補強  コーナー部部分については構造補強の様子がガラスから透けて見える。

 

鍼灸院時代の受付をそのままに応接と兼ねたスペース。下部に猫ちゃんの出入口

 

 

玄関サイドのインターホン横に家の中から取り出せる郵便受け設置。

 

今後、このすまいが施主さんにとって一番の居場所となるように願っています。