新着情報・FAQ

新着情報

 

2023年3月26日
宇和島、愛南へ
コロナも落ち着いてきて、3月13日以降マスクも自主判断となったこと。桜が満開となったのを機に久しぶりに南予の中心地宇和島に行こうと思いつきました。宇和島城は、久しぶり。伊達政宗の長男 秀宗が1615年 25歳の時 東北からこの地にきて、二代目宗利が寛文6年(1666年)ごろ城を築き350年 今では、現存12城址に入る名城の一つです。   西国伊達藩を象徴する10万石を誇るこの城は、中央部の吹き抜けが高く気品と安心感を備えている気がしました。城を石段で登るのは結構な運動量でした。石段も一段一段が高く、なかなか容易に登れる城ではありません。ただ、天守からの景色は街を一望できる爽快感はいいですよ。                               宇和島を出て、愛南へ 太平洋戦争末期に松山航空隊に所属していた 隼(ハヤブサ)戦闘隊の一機が海から引き揚げられ展示されています。その後、昼食はびあびあカツオを食べに深浦漁港に行きましたが残念ながら今日は、ないとのことでした。カツオのたたき、鯛、シマアジの刺身を食べましたがどれもおいしかったです。『やっと コロナの閉塞感から抜けれた』
2022年10月30日~11月1日
京都世界文化遺産4ヶ所来訪                                                                                            コロナ禍と言われて3年目、コロナもやや落ち着いてきた状況で 東京2泊3日の旅から、しばらくぶりの旅で選んだのは、京都。先回の東京の旅と同様のメンバーで天候にもめぐまれ、晩秋前の京都を楽しむことができました。たまたま宿泊したホテルの近くに二条城があり、初日は一緒にいった友達の連れの方からの情報で夜、光のイヴェント二条城を散策できました。翌日31日は、金閣寺、龍安寺、仁和寺など世界文化遺産4件を廻りました。どこもそれぞれに特徴ある場所でしたが、やはり京都でしか味わえない風格と歴史を感じました。日本の歴史の中で、多くの時代国家の中心となってきた場所だったからでしょうけどそれ以上に現代に生きているわれわれのこころのよりどころかもしれません。1日には、かねてより行きたかった伏見稲荷と幕末に栄えた伏見の街並みを散策してきました。           東京と同じく、まだまだ見たらない気持ちを抱いて帰ってきました。『京都は、心のふるさと』                                                        
2022年10月20日
広島平和公園と現場責任者初物件来訪                                                                                        福山、広島出張を兼ねて行ってきました。秋晴れの中、早朝平和公園を散策してあらためて平和のありがたさを感じ 一刻も早くウクライナの方たちが戦乱から解放されることを望まずにはいられませんでした。
なお、前日の夜と翌日の早朝散策した久しぶりの広島は、護岸工事が整備され散歩する方も少なからずおられました。30数年前、バブルと言われた時代は、建設ラッシュで街に勢いがありました。当時は、若い方がたくさんおられたように感じましたが、今は自分も含めて年配者が多くなったと感じられました。                    ただ、当時担当した建物が平和公園からほど近い場所にあり、懐かしく立ち寄りました。建物周辺は、変わってもその場所に以前と変わらず堂々と建っている姿を見てうれしくもあり、ひとしおの感慨を感じて仕事の原点を見つめ直す事ができました。『原点に返る』               
2022年9月7日
久々の県外出張 丸亀、高松                                                                                            コロナ禍以来ほとんど県外に出かける事もなかったのですがやっと落ち着き始めたこの時期、設計させていただいた戸建て住宅の材料検収(丸亀)と、高松在住時にお世話になった木と家の会の元会長さんの工夫された自邸を拝見するため高松に行ってきました。その折、久しぶりに翌朝散策した栗林公園は、この時期でも手入れを怠らず管理されていたんだと改めて思ったうえで日本三大庭園に勝るとも劣らない風情は素晴らしいと再認識しました。『いいね!』
2021年6月15日
コロナ禍の今を思う
コロナ禍の今、ストレス解消と健康管理を兼ねた散歩の中での写真撮影、再開したスケッチ。なかなか、落ち着いた時間は取れませんが空いた時間の中で楽しみながら集中できる時間を持てるよう努力してます。他には、朝の10分間 子供のころの夏休み…いやいや参加し、印鑑をもらうことのみに意義を見出していたラジオ体操もいまでは朝のルーチンワークとなりました。現在、ワクチン接種も始まりましたが、変異ウイルスのこともありまだまだ早期の収束は難しいと思います。その中で、できる範囲で情報を発信してゆきたいと思います。『がんばります』
2020年1月7日~9日
東京2泊3日の旅                             
予てからから行きたかった東京 新国立競技場を見に行きました。他にも代々木公園先回の屋内競技に使われた代々木競技場、日比谷公園、皇居、浅草、東京タワー、相田みつお美術館など。まだまだ行きたいところはありましたが、時間的にはとても無理でした。『今度の楽しみ』 
                       
2019年2月2日
長浜ふれあい会館にて長浜の子供を育てる会主催のネームプレートづくり
母校(長浜小学校)の生徒たちやまだ小学校入学前の小さな子供たちと一緒にネームプレートつくりに取り組みました。おとなになると忘れがちなすなおな発想や意外性に感心したり、無心に取り組むこどもたちに心洗われた一日でした。お声がけ頂き『ありがとうございました』 また、準備やお手伝いをしていただいた公民館の山下さん、矢野さん、瀧野君お疲れ様でした。                     
2018年7月14日
足立美術館に行ってきました。
徹底的に管理された自然美とおおらかな借景の庭。遊び心のある風景の切り取りなどいたるところに工夫された美術館でした。以前から行ってみたいと思いつつ、行ってよかった!また行きたいという気持ちが持てた美術館でした。  『すばらしい』  

サポート情報(FAQ)

自然素材を使った建物

Q.自然素材の建物ってどのような建物ですか?

A.過去、50年前くらいには普通に建てていた家です。木(無垢材)を基本とし、親方『棟梁』と呼ばれる指導者のもと大工が、柱、梁を加工し骨組みを作り左官が壁(土壁)を施工し、内部の床は日本古来から伝わる畳敷き、建具は建具職人が開口部寸法をあたって木、紙を使ったふすま、障子などを製作建込した建物です。そこには、長年の間に伝えられてきた技と心で自然のものを余すところなく使った知恵と工夫が表現されていました。

Q.防虫塗装や劣化防止の為には何をお使いですか?

A.基本は構造体と同じように自然素材を使用したいと思い実際使用しています。床下、土台、柱まわりなど見えないところには柿渋弁柄を混ぜて刷毛や布などで塗布します。これには、防虫のほか防腐などにも効果があると思っています。他に、床下、土台などであれば木酢液竹酢液なども使っています。

A.その他、ドイツ KREIDEZEIT(クライデツアイト)社代理店 プラネットジャパン社の自然塗料も使用しました。身近なところでは地元大洲城外壁に使用されています。改修から15年ほどたっているかと思いますがあまり劣化しているようには感じられません。

Q.木の『家』って気持ちいいですか?

A.実感として気持ちがいいです。とくに木の香りは、気持ちに落ち着きを与えてくれると思いますし、母が生前うちに来て泊まった時、ここではぐっすり眠れると言っていました。

A、2020年竣工した東石井土地改良区事務所では、外壁、内部床、腰壁および2階の天井については県産材の杉、ひのきを使用しています。

Q.今後の展望については?

A.今後、木造での建物については資源として国産材はまだまだ十分あるかと思います。使い方について構造、仕上げはもちろんですがその使い方および考え方は幾通りもあると思います。今後も持続可能な素材でありこれからの若い方の考え方であたらしいモノづくりが確立してゆくのではと思います。

Q.これからの伝統工法とは?

A.現在、住宅事情も昔と異なり少子高齢化のもと核家族化が進み、大家族が住む家は、少なくなってきました。また住宅と一口にいっても都市部では、マンション、アパート、賃貸集合住宅、戸建て住宅と選択肢が増えており昔の家つくりとは様相がかなり異なってきています。一方で産業革命以来発展し続けた人類の歴史が、自然環境の破壊に伴う世界規模の著しい気候変化による温度上昇を続けており暗雲が立ち込めています。その中で、今後我々が生きてゆくためには先人たちが今まで営々と育んできたものを見直す時期に来ているのではないかと思います。伝統工法の中でも、今後も引き継いでゆく木組みは、加工は機械にとってかわったとしてもその基本をまもり続けてゆくことが大事であると思います。


Q.今後の住宅の住まい方について

A、少子高齢化が進む現代において、今後の住まい方は人それぞれ考え方により多様化するかと思います。また、コロナ禍後の住まい方やエネルギー問題にスポットを当てると家族が世代間で分かれて暮らしながらもお互いを思いやり、着かず離れずの関係を持続できるように配慮することが大事であると思います。二世代住宅しかり、また週末や休日に行き交える場があり一緒に楽しめるものがあればさらに良いでしょう。エネルギー問題で提案するとすれば小さく暮らすことも重要だと思います。方丈記ほどは行かなくても、最低限のスペース(平屋)で暮らしながら心豊かな生活も送る事も可能ではないでしょうか。

リフォーム関連

Q.どこまでリフォームできますか?

A.一般的には、基礎さえしっかりしていればその上屋の状態も確認の上、相当な範囲でリフォームできると思いますが、コスト的には新築よりも高くなる場合もあります。その価値や想いを見つめ一緒に住まわれる家族、パートナーとも十分に話し合いのうえ、決定することをお勧めします。

Q.リフォームでも自然素材は使用可能ですか?

A.十分可能です。実際、わたしの実家の改装の時には床材家具をはじめ仕上げ材にも自然素材を使用しました。また、以前改修させていただいた下村様のお宅などは、床、壁、階段、開口部、家具などかなりの範囲で使用させていただきました。

Q.カビや結露について

A.部屋の使用状況にもよりますが仕上げ材が内外温度差により露点に達したとき、仕上げ材が水分を吸収できなかった為、表面に水分が滞留したため発生したもの(結露)やカビの発生があります。手入れとしてはこまめに掃除することで少なくなると思いますが、掃除しにくいところで気になるようなら仕上げ材を調質性能が良いもの(木製の板壁、珪藻土などの塗壁)にかえれば調質効果もあり防げるかと思います。

A.なお、調質機能に優れたものを使用するとともにそれと組み合わせて開口部を取ることで換気を促すことができるので健康にもよいかと思います。

Q.換気について

A.コロナ禍の今、いろんな対策をされているかと思いますが換気は重要だと感じています。自然給排気が理想だと思いますができない環境では機械換気や空調を利用するのも大事です。省エネに関しても一昔前とは格段の進歩・発展しているように感じます。この機会に是非ご一考ください。

Q.蓄熱について

A.我が家は、伝統工法で建てた土壁の家です。土壁は、温熱環境の試験では断熱性に乏しく断熱性能から言えば劣等生ですが、前文にもあるように調質効果などの結露防止仕上げ材から言えば優等生です。それに加えて、一度温まれば熱を保持してくれる蓄熱性も優れています。何事も、一方面から見るのではなく多方面から見ると物事見直すことがありますよ。