なにをする設計事務所
戸建て住宅、マンション、介護施設、工場、事務所などの新築・改修物件の計画、設計、
工事確認を 通じて皆様のご要望に添った建物を実現する設計事務所です。
家つくりにあたっての考え方
- 私が入会している瀬戸内気候型住宅フォーラム (2021年本部山口に変更、香川、愛媛) の「土の家」は、伝統的な工法、技術をもとに、今の生活にも充分対応できる構造と仕上げを兼ねた家づくりを基本としています。
- 土壁の家(15年前に建てた我が家は、そうです)は、柱、梁の間に竹の小舞という下地を入れそれに何層(我が家は、6層)もの土をつけてゆき強度を確保する方法です。最近は、依頼される方も少なくなったうえにそれに従事される職方さんも減り、それにかかわる材料屋さんもなくなりつつある中でなかなか建てること自体も困難となってきました。
- 自然素材である木を構造の中心と考え、先人たちが使用してきた土壁、瓦、畳、 紙、天然塗料の特性を生かしながら家を造ってゆく考え方自体は、これからも引き継いでゆく大事なことがたくさん詰まった家づくりの手法です。
- 使用する材料は、時とともに変わっていったとしても木を構造の中心に家づくりする考え方を今後も基本にしてゆきたいと考えます。
- 瀬戸内の温暖な気候の中で時代を超えて、先人たちが生活の知恵の中から気付き、まもってきたものを、出来るだけ引き継いでゆきたいものです。
- そして、この環境変化が大きく、移り変わりの早い時代の中で、一人でも多くの方にそれぞれのライフスタイルと照らし合わせながら、新しい伝統工法が生きる住まいとなるようにお手伝いできればと思います。
新着情報
- 2025年11月2日 ホームページを更新しました。